筋トレは毎日した方がいいのかな…?
今回はそんな疑問にお答えします。
- 毎日筋トレをおすすめしない理由3選
- 部位ごとであれば毎日筋トレOKだが…
- 初心者におすすめの頻度と分割法
今回は、毎日筋トレをしてもいいのか?
そんな疑問にお答えします。
結論からお伝えすると、
時間的に余裕がある方でも、毎日の筋トレはオススメしません。
なぜなら部位別にできたとしても、筋肉は休んでいる時にこそ、成長していくからです。
プロのボディビルダーであれば、細かい筋群に効かせるために、細かな分割法を用いて行うこともありますが、一般の方であれば、そこまでできないのが現状です。
では具体的になぜ、毎日の筋トレをおすすめしないのか、またおすすめの頻度など詳しく解説していきます。
- 筋トレを毎日行っていいのか知りたい
- 初心者で適切な頻度を知りたい
- 毎日筋トレしてきたが、成長しなくて悩んでいる
初心者の方にわかりやすく解説しているので、ぜひ最後までみていってください。
毎日の筋トレをおすすめしない理由3選
先ほど結論でお伝えしたように、毎日の筋トレは、上級者やボディビルダーの方以外おすすめしません。なぜなら、筋肉は休んでいる時にこそ成長するので、毎日行うことは非効率になってしまうからです。
では、筋肉の回復に合わせておすすめしない理由を3つ紹介します。
- 筋肉に十分な回復の時間を与えられない
- 疲労蓄積、オーバーワークになりやすい
- スケジュールが組みにくい
それぞれについて、解説していきますね。
筋肉に十分な回復の時間を与えられない
筋肉の回復は、筋トレ後、約48時間にわたり、筋肉の合成が起こっています。
同じ部位をその期間内に鍛えてもほとんど意味がないとされています。むしろ余計な消費になってしまう可能性も…
完全に回復させるには中3日(72時間程度)あけてから行うとよいでしょう。また違う部位を行うとしても、完全休養日を作る方が回復と筋肉の成長の面でも良いとされています。
疲労蓄積、オーバーワークになりやすい
毎日トレーニングを行うことで疲労の蓄積、オーバーワークにつながってしまう可能性が大きいです。オーバーワークとは疲労の蓄積により、血圧、心拍数が上昇し、不眠症など様々な健康障害になってしまうことを言います。
これまでハードな運動経験がある方であれば、こなせるかもしれませんが、初心者や中級者レベルの方は、適度な休息を入れていくべきでしょう。
<関連>筋トレ翌日にだるいのはなぜ?対処法5選|筋トレ後はケアを入念に
スケジュールが組みにくい
毎日筋トレを行うのは、スケジュールが組みにくく、時間の面でも非効率的です。仕事や家庭の影響で、必ずトレーニングできるという方が少ないでしょう。
毎日のスケジュールを組んでいたところ、予期せぬハプニングで、1日ずれてしまったら全て狂ってしまいますよね?少し余裕を持つくらいの方が良いので、週2~3程度の頻度にして、1日2~3部位行うのがよいでしょう。
筋肉は休んでいる時にこそ成長するのです。
ある意味、休息も筋トレの内と考えてください。
筋トレメニューの組み方について、わからない初心者向けに「初心者でも組める筋トレメニューの考え方」について記事にしたので、以下の記事も参考にしてください。
<関連>筋トレメニューの組み方3選【初心者でもメニューが組める!】
部位ごとであれば毎日筋トレOKだが…
部位別に分けて、筋トレを行うのであれば、毎日筋トレを行ってもOKです。しかし、初心者にはおすすめしません。
理由は、初心者の段階では、扱える重量も軽く、
- 十分な刺激を与えられない
- 期間が開きすぎてしまう
のでなかなか成長しないということが予想されるからです。
細かく部位別に分けて行うことを「分割法」と呼びます。分割法を行うのはある程度、重量を扱えて、より細かい筋群に効かせたいという中級~上級レベルの方向けです。
私も最初は、細かく分割法を用いていましたが、重量が上がらず、筋肉も大きくならない状況が数年続きました。
それからシンプルに上半身、下半身の2分割でフリーウェイトを扱い、しっかり休息をとっていくことで、カラダが大きくなっていきました。
なので、初心者の段階は、頑張って毎日行おうとせず、シンプルな分割で回していくとよいでしょう。
オススメの筋トレ頻度
オススメの筋トレ頻度は、週3~4回、多くても3分割ほどでトレーニングを行っていくとよいでしょう。
2分割であれば、上半身と下半身の2分割。
3分割の場合は、胸、背中、足の3分割にするイメージです。
2分割:上半身(胸・背中・腕)・下半身(足・腹筋)
3分割:胸(肩・上腕三頭)/背中(肩・上腕二頭)/足(お腹)
トレーニングを行った翌日は、鍛えた部位の筋合成が活発になっているので、休息日にし、食事と睡眠をしっかりとるようにしてください。
トレーニングをしたら1日休み、そしてその翌日またトレーニングのように、最低でも中1日あけていくとよいでしょう。
◆1週間のイメージ(週4日・2分割)
上半身→休み→下半身→休み→上半身→休み→下半身
ただし、土日が仕事休みだから集中して行いたい方もいるでしょう。休息や食事もしっかり摂れれば、休みの日が続く場合は、連日トレーニングをしても問題ないです。
ちなみに私は、ゴールデンウイークなどの連休で、細かい分割法を行う時もあります。
ちょっとした合宿間隔ですね♪
<関連>【筋肥大】筋トレは週何回がベスト?オススメの頻度と理由3選
まとめ|毎日筋トレは推奨しない!しっかりと休息を
以上、これまで紹介したことから、毎日の筋トレは上級者以外オススメしません。初心者、中級者の方は、適度に休息を入れて、筋肉の回復時間を確保してあげて下さい。
食事や睡眠などの休息の時間も、筋トレの内です。しっかりと労わってあげてくださいね。
それでは本日のまとめです!
◆毎日筋トレをおすすめしない理由3選
- 筋肉に十分な回復の時間を与えられない
- 疲労蓄積、オーバーワークになりやすい
- スケジュールが組みにくい
◆部位ごとであれば、毎日筋トレOKだが上級者のみに限る
◆オススメの筋トレ頻度
週3~4回、多くても3分割ほどでトレーニングを行っていくと〇
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